最終日にして、初めて朝から青空!
家族全員を誘って、マングローブストレッチに参加。
この日は波があり、水に足をつけてのストレッチは出来ませんでした。
それでも、カンムリワシが旋回している浜辺でのストレッチはやっぱり気持ちいい。
ストレッチ後は温かい月桃茶を頂き、朝からほっこり…
もう一度カヤック
…したかったですが、ホテルをチェックアウトしてシャワーの問題があるから、お天気だしジャングルクルーズ&トレッキングでマリュドの滝、カンピレーの滝を目指すことに。
しかし、西表島にはタクシーは2台しかなく利用は不可能。
レンタカーも島の反対側の地区でしか貸出はなく、バスは1時間に1本あるかないか…
となれば。
遊覧船乗り場まではレンタサイクルしか手はありません。
遊覧船出発まで、近くをサイクリングしてみると、
ペットのようにどこにでもいるヤギの鳴き声や、畑仕事に精を出すおばぁの姿、将来は松阪や石垣ブランドとなる牛の匂い…
車で走っていただけでは感じられない島の人の生活感を感じられて、やっぱりチャリンコ大好き(*^^*)
…と思っていたのも束の間、どんどん雲行きが怪しくなり、遊覧船に乗った頃には大雨!
こりゃ、トレッキング無理だな…と本当に遊覧だけして引き返し…
そして。
この旅の最難関が待ち受けていました…
台風のようになった雨と風の中、チャリンコでホテルに帰らなければ ∑(゚Д゚)
しばらく待ってみても、収まらない風雨。
急がないし弱まるのを待とう、という私に対し、他の3人は待ってても寒いから頑張って帰る、と主張。
民主主義の我が家は多数決で帰ることに。
でも、走り出してすぐに気付きました。。
これ、無理やで…(°_°)
上からの雨だけでなくて、道に溜まった水が跳ね返り、10m走るだけで靴がべちょべちょ。
平地で開けたところは暴風で前に進まないし、顔に雨が当たって痛いし…
でも。
私の呼び止める声は、風雨のせいで、先を走る夫子供に聞こえません。
途中、突風で帽子が飛んでしまい、振り返ると既に50m以上後ろに飛ばされていて、取りに戻るのも断念したほどの風雨…まさに台風のよう。
先頭の夫は娘も載せていて、後ろを省みずダッシュしたようで、次を1人でこいでいる息子はしばらくして道先案内人を見失っていました。
そのはるか後ろにいた私ですが、これ以上息子から離れる訳にはいきません。
…もう、みんな必死。
ホテルに無事着いた時には、安堵と経験ないレベルのずぶ濡れに、みんなハイテンション(笑)
靴も息子のパンツも絞れるほど…これを持って、今から本土に帰るんですけどー。
旅の最後に、こんな大冒険が待っていたなんて…
自然の厳しさを知った最終日でした。